三木プーリ株式会社様

経営企画部
神山部長 芝様 北片様 髙萩様 濱崎様

テーマ :リーダーの意識変革とコミュニケーション
対象者 :役員 部長

知識を植え込む研修ではなく、自分の考えを話し、
意見交換するトレーニングにもなっている

依頼の目的、解決したかった課題は?

「成果を出すマネジメント」という目標において、「成果を出すためのチームをどう作るか?」「後任をどう育てるか?」などがすっぽりと抜けているということが課題であった。
言ってみれば、マネジメントの土台として「管理職自身が、人間としてどう成長するか?」という点が必要だった。
また、マネジメントやリーダーシップについての共通理解を、マネジメント層の中にしっかりと作りたかった。

チームダイナミクスに依頼された理由は?

代表の三浦さんとお話しして、この人の話なら、研修の参加者がしっかり聞いてくれそうだなと感じたこと。
ことに取り組む時に、ちょっと構えたり、慎重な社員が多いので、この点は重要だった。

研修プログラムを実施したことにより、どんな変化、成果がみられたか?

役員や部長クラスの間でも、心理的安全性とかフォロワーシップなどの会話が成立するようになった。
大きなことは、これらのことを単に知識として知ったということだけではなく「それ大事だね」という認識がお互いに深まったこと。
例えば、フォロワーシップなどに関しては、リーダーとしてだけでなく、(上司に対しての)フォロワーとして、「いかに動くか?」という認識を持って行動するようになったと思う。

研修プログラムのどんな点が良かったか?

知識を植え込む研修ではなく、自分の考えを話し、意見交換するトレーニングにもなっている点。知識の定義の話をするだけでなく、「あなた自身、このことをどう感じているの?」と、自分の感じていることや感情を言葉にして伝える場になっていたことが印象的。
例えば、研修後、様々なミーティングにおいて相手の感情を尊重した上で、「このことについてどう感じているの?」というような会話が出てくるようになった。場の心理的安全性も高まっていると感じている。

研修内容や、研修の進め方で、特に印象に残っていることは?

講師が参加者に常に寄り添ってくれている感覚で、参加者側からの話も、まずしっかり受け取ってから、話を返してくれているところが印象的だった。
講師からの押し付けのようなものを全く感じなかったので、参加者側も心理的抵抗なく話を受け取りやすかったのではないかと思う。
このような流れがあるので、参加者側が、講義のテーマに対して主体的に考え、自分の中から答えが出てくる場になっていたと思う。そして、その考えるプロセスを、必要なタイミングで後押ししてもらっていた気がする。

また、研修の中では、参加者の「役職のフィルター」が外れて、みなさんの素直でオープンな反応が見られ、各々の「人間らしさ」を感じることが多々あった。人事担当として、研修をオブザーブしていただけなのに、参加していた管理職のみなさんと私自身との心の距離も縮まった気がする。

どんな企業、どんな悩みを抱えている企業にオススメするか?

「社員がつまらなそうに仕事をしている会社」
「社員の満足度が低い会社」
こういった会社にも、チームダイナミクスが関わると、活気が戻ってくると思う。